大阪市内の某特養のA介護福祉士(38歳)は、入浴介助中高温の湯を張った浴槽に、70代の入所者を入れ、全身やけどの傷害を負わせて死亡させた疑いがある。Aはスポットワーカー(入浴介助だけを担当するパートタイマー)で、今回が2回目である。A一人で入浴介助をしていた。給湯の温度操作を適当にしてしまい44.7度のガードストッパーを解除して、高温の湯を張った。Aは手を引っ込める程熱かったと言っている。

 (ニュースの内容を抜粋。)

 ぼやき

 亡くなられた70代の方のご冥福を祈ります。

 入浴介助には、集団入浴(銭湯のようなもの)と、個別入浴の2タイプがある。本件は個別入浴の浴槽で発生したものである。介護福祉士はお湯を張ると、適温か否かを自分の肌で確認する。温度確認は必須のプロセスである。Aは温度確認をして熱いと認識している。それでも入所者を入浴させた。個浴なので介助員はA1人である。Aは70代の入所者に嫌がらせ(推定)をしたのであろう。給湯した後、ガードストッパーを元に戻した。まさに証拠隠滅である。 

 特養の施設責任者・リーダーは少し軽率であったと思う。Aは1回だけのOJT(現場説明・実習)を経て、入浴介助経験者なので2回目からは1人作業になっている。現場責任者は、2回目も1人作業を見届けて、これなら安心と思えてから、1人作業の入浴介助にするべきである。

 入所者様と何度も顔を合わせ、種々の介助を行っていくと、だんだんに心が解け合っていく。会話もできるようになっていく。入所者様が喜ぶこと、嫌がることなどがわかり始める。裸の付き合いをしているのだ。

 Aは国家資格の介護福祉士を有する。受験資格は少なくとも5年の現場経験を必要とする。経験年数から見ると、介護現場ではリーダー的な人物になっていてもおかしくない。 ー以上ー  起稿 2025.10.03